アニメソング(アニソン)の歴史を紐解いてみよう!

アニソンの歴史について細かく紐解いていこうかと思います。

CDの売上縮小とアニソンの動向

 近年、音楽CDの売上が異様なほど縮小傾向を見せており、海外などでは完全にデッドメディア扱いされているそんなコンパクト・ディスクですが、そんな事情から今現在は一昔前には精力的に行われてきたライブ活動などが非常に活発化してきています。これまではそのような局所的な収益しか産まないライブや、テレビやラジオで歌を垂れ流すことよりも、CDをプロモーションし、売上を出すという方式が重視されてきましたが、今やそれは完全に逆転し、ライブ会場で歌をうたうだけでなく、グッツ販売などをおこなったりと、フェイス・トゥ・フェイスの販売に力を入れ始めているのです。

問題も勿論ある

 しかし、問題としてあるのは、既にファンがついている人気度の高いアーティストでなければ、このビジネススタイルが成り立たないため、後進の入る隙間が全くないということでしょう。過去にヒットを飛ばしたミュージシャンや、人気のドラマ、アニメ、映画、ゲームなどのタイアップから派生するようなプロモーションのしかたからしか、新人を売り込んでいけないので、アーティストによってはインディーズに移行し、動画配信サイトなどを積極利用し、個人のライブ活動と、曲のダウンロード販売などを自前で行い地道にファンを獲得していくという手法がメジャーになってきているようにも思えます。

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海外に進出する手も

 特にCDに関してはもはやドライブすらついていないPCもあるほどなので、いかんともしがたい状況にあるかと思います。ミュージックカードという飛び道具もありましたが、オリコンチャートの謎の措置によって、CDというデッドメディアでなければランキングのカウントに入らないという現象も引き起こっており、このままでは収益ベースとして非常に危ういという状況になっていました。しかし、アニメソングを売りに打っているランティスなどは、「ランティス祭り」や「アニメロサマーライブ」などの所属アーティストが出演するライブイベントを積極的におこなっていて、それが再びコンテンツにフィードバックされ、作品自体も質が伸びていくという好循環を生み出しています。このイベントに関してはいつも大盛況で、今現在は海外進出も狙っているという話を聞きます。特にシンガポールなどではAFA2014などのイベントが開かれ、三日間で8万人規模の動員人数を叩き出すなど、需要は十分にあるということからも、今後日本の文化であるアニソンと、そのアーティストと、事務所と、音楽業界が、更なるビジネスチャンスを掴み、より大きな文化として成長していけたらと思っています。

歌番組は消えたようで消えていない

 そんな中、やはり視聴率の低迷という面と、音楽業界自体が低迷しているということもあってか、音楽番組が次々と終了し、一時期はトークを主体としている音楽バラエティーなどがありましたが、「うたばん」も「HEY!HEY!HEY!MUSIC CHAMP」も放送が終了してしまいました。今残っているのは、テレビ朝日のミュージックステーションとNHKで放映されているMUSIC JAPAN位だと思いますが、それも特定のファン層を獲得したアイドルグループなどの出演ばっかりで、話題性も番組の魅力も実際微妙になってきていると言わざるをえないでしょう。そんな消えつつある歌番組ですが、実は今現在は、テレビではなくインターネット上でレーベルが主催する番組として復活の兆しを見せています。この方法であれば、番組制作側の意向を受けること無く自由に宣伝ができる上に、番組自体の作りにも何ら制限がかかるものではないので、非常にクオリティーの高いものが作れます。そして、実際にこれらのレーベルが主催するラジオ番組や、生放送、はたまた動画などのバイラルメディアによる活動はファンたちによって高く評価されており、非常に高い満足度をたたき出しているだけではなく、関連グッツの売れ行きや、今後のライブの売上にも影響しているようで、十分すぎるほどペイできているという状況になっています。また、その番組自体をCDやDVD、はたまた課金制のストリーミング配信などで販売し、利益をあげているところもあると聞きます。特に見逃したファンや、聞き逃したファンからすれば、100円程度からストリーミングで視聴できる選択肢というものは非常にありがたいものがあるのだと感じました。これからはそんな自分で自分のメディアを持つ人達が増え、より多くの選択肢が生まれる自体へと変わっていくのでしょう。

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中にはインディーズを極める人も

 そんなアニソンシンガーの中にはレーベルから離れ、独自レーベルを作ったりインディーズとして活動を続けていく人も多いようです。インディーズというと非常に落ちぶれているイメージや、素人のやるものといった印象が強い人もいるかもしれませんが、今は完全に逆転していて、海外などだと、非常に独自性が強いものだったり、より作品の質を高めるためにメジャーを抜け、インディーズとして活動していくという例が、非常に多くあります。特に今はSoundcloudやMixcloudといった音楽SNS、そして販売プラットフォームのBandcampといったサービスだけでなくYoutubeやVimeoなどの動画配信サービスなどで自らのMVを公開し、広告などを載せ収益ベースとしたり、更にはライブなどを自ら主催し、グッツやCDなどを販売したりといった例も多くあります。メジャーの場合、ミリオンセールスを叩き出さないとクリエイターに対して収益があまり入りませんが、インディーズ・レーベル、インディペンデント・レーベルの場合は5万も売れれば十分すぎるほどの大金が入ってくるので、より長く、よりファンに寄り添った形でのバンド活動を続けることが可能になってきています。アニメソングのシンガーやアニメの作曲家などは、このような理由によって活動の場所をネット上へ移行し、様々なメディアを自ら効果的に活用して、より独自の、よりファンが求めている音楽性へとつなげていっているのです。

 特に、ボーカロイド系の楽曲などはそれが顕著になっており、無償で楽曲を公開してしまったとしても、カラオケ印税などが入ってきたり、別途仕事の依頼などが舞い込んでくるため、腕に自信のある新人作曲家にとってはまさに夢の様な環境が整ってきていると言わざるを得ないでしょう。そんな中から、新たなアニソンとしてのインディーズミュージックが現れてくるのではないかと、非常に期待しております。

アニメソング(アニソン)の歴史を紐解いてみよう!